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2020-02

新型コロナ対策「安倍政権」のウソ

日本政府の新型コロナ肺炎対策がすっかり後手を踏んでいます。というより誤魔化しが多すぎます。たとえばPCR検査問題などはその典型で、1日4000件近くできるといいながら、なぜ検査をしていないのか。検査を徹底すれば、爆発的に感染者が増えるので、厚労省が意図的に自治体や保健所を通じて抑え込んでいるとしか思えません。
 すでに新型肺炎は市中に蔓延しており、抑え込める段階でないことなどは誰もが感じており、政府は百も承知のはずです。日本には感染者全員を入院させられる医療機関のキャパシティがありませんから、仮に陽性でも軽症なら自宅で隔離する以外ありません。
 日本政府は、検査希望者が病院に殺到すれば、武漢のようなパニックになりかねない、患者が急増すれば五輪が中止になりかねない、と心配しているのかもしれません。4日連続で37.5度以上の熱が続かないと病院に行かないでほしい、という政府の方針、そのココロはそんなところでしょう。
 検査を受ける人は、院内感染する恐れもあります。韓国などはそれを恐れているから屋外で検査しているのでしょう。
  しかしだからといって、実態を隠してしまっていいのでしょうか。感染しているかどうかわからないと取り返しのつかない事態になりかねません。不安のある人は院内感染を覚悟の上で検査を受けるかどうか、自分自身で判断すべきでしょう。そのくらい言ってもいいと思いますし、それがこの先の重症化対策になるのではないでしょうか。 ことこここにいたっては、政府がそれを正直に伝えるべきなのではないでしょうか。
 少なくとも、誤魔化し続ければそのうち忘れてくれる、という安倍政権のいつものやり方は、コロナ肺炎に通用しない。

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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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