2017-08

同級生の「東日本大震災」被災体験

 昨夜、高校時代の同窓会があったので久方ぶりに顔を出しました。同級生の中に一人歌手がいて、3月11日に石巻でコンサートをしていた最中にあの地震に遭ったそうです。津波を避けるために急きょ高台に避難させられたといいますが、氷点下の寒さの中、一晩野宿したといいます。
 高台にはびしょぬれになりながら命からがら津波から逃げてきた被災者も少なくなかったそうで、寒さを凌ぐのが大変だったらしい。そんな地元の被災者の一人が、彼に言ったそうです。「せっかく東京から来て下さったのに、こんなことになって申し訳ない」と。その言葉がいまも忘れられないと話していました。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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