2017-10

小沢一郎第8回公判のポイント

 昨日、小沢一郎元民主党代表の政治資金規正法違反事件8回目の公判がありましたので、傍聴しました。傍聴希望倍率は126分の55ですから、2倍ちょっとといったところでしょうか。7日の指定弁護士による主尋問に続き、池田光智元秘書の反対尋問。小沢さんと秘書との共謀関係について、やはり弁護団は、特捜部の取り調べが威迫や利益誘導によるものだとして、調書の証拠採用を阻止しようとする戦術。秘書公判のときに見たような退屈な光景が続きました。
 この8回公判の山場は裁判官や指定弁護士による補充尋問。案の定、肝心の4億円の処理に関して、池田さんの「分からない」「覚えていない」「石川秘書に任せていた」の連発に対して、疑問を投げかけていました。小沢側は苦しくなってきた気がします。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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