2017-08

小沢一郎第12回公判のひとコマ

 本日、小沢一郎さんの第12回公判がありました。当の被告人尋問だけに傍聴希望者も多く、競争率は23倍ほどでした。法廷は予想どおり、秘書に任せていたので知らない、という小沢側弁護団の戦略に対し、指定弁護士がいかに証言の嘘っぽさを突くか、という展開でした。
 とり急ぎ、今日の攻防の感想をいえば、やや指定弁護士側が優勢だったように感じます。たとえば、小沢さんは裁判が始まってからも政治資金収支報告書を見たことがないといいます。あれほど問題になったのに、それはあまりにも不自然ではないでしょうか。小沢さん側の秘書との共謀に関する全面否定は織り込み済みだけに、そこを突っ込まれていました。否定しすぎて却って墓穴を掘ったのでは……。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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