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2019-09

連載開始「中央公論」森功の企業事件簿

 リニューアルされた本日発売の中央公論より新しい連載を始めました。題して「森功の企業事件簿」。初回は小沢一郎元民主党代表の論告求刑などを踏まえ、水谷建設にしました。

「次回期日三月九日を指定弁護士による論告求刑、十九日に被告人の最終弁論をおこないます。それから被告人の有罪あるいは無罪を決定いたします」
 東京地裁の大善文男裁判長がそう告げ、注目の第十四回公判は閉廷した。言うまでもなく、被告人とは民主党代表の小沢一郎のことだ。四月の判決まで、残す公判は二回。この数年、永田町の話題をさらってきた政治とカネの事件が、最大のクライマックスを迎えている。
 その小沢の政治とカネで、浮かび上がった水谷建設による裏献金。奇しくも、会社そのものが、大きな正念場を迎えている。昨年十二月三十一日付で、大阪地裁が会社更生法手続きの開始を決定。負債額三百五十三億円。目下、管財人弁護士による倒産処理の真っ只中である。

 水谷建設は水谷家における骨肉の兄弟げんかの末、倒産してしまいました。その顛末と昨今の状況です。なお、小沢事務所に1億円を渡したという川村元社長と水谷功元会長が和解したそうです。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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