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2019-09

文藝春秋「生活保護爆発の理由」

 今月発売の月刊文藝春秋で生活保護問題を取り上げました。なぜここまで生活保護が増えてしまったのか、吉本芸人問題を機に、その原因について検証した記事です。最近、取材に通い続けているあいりん地区では生活保護の増加傾向が最初に見られ、それが全国に広がっています。以下、冒頭は次のような感じ。

 日本の高度経済成長を引っ張ってきた中高年の方、この不況を乗り切るため、福祉(生活保護)を受けて、安心した生活をしましょう。共益費、敷金礼金無し。家賃(4万2000円)だけでOK……
 大阪市西成区のあいりん地区のアパート前で見つけた看板には、こう書かれていた。近隣の不動産屋の窓ガラスには、同じように「家賃四万二千円」と書かれたチラシがびっしり貼られている。この看板やチラシが、昨今の生活保護のあり様を端的に象徴しているように思えてならなかった。

 3兆7000億円いう莫大な生活保護費はまだまだ増え続けそうです。急増する理由の大きな問題が、厚労省の安易な行政にあるように思えてなりません。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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