2017-10

体罰問題「世界基準」「時代遅れ」って?

 女子柔道日本代表の園田隆二監督への「暴行」告発により、体罰問題がますますエスカレートしています。この際、日本の全スポーツ界の活動を停止して体罰を調査すべき、などという発言まで出ていますが、そこまで騒ぐ問題でしょうか。
 世界基準では体罰などありえない、日本は時代遅れ、と体罰根絶派の方は盛んにそうおっしゃいます。本当に海外は体罰に類する指導がないのでしょうか。それは欧米の理想論で、時折体罰事件も起きています。世界世界といいますが、なら中国や韓国など最近、成長著しいアジアは欧米のやり方とは違うのでは。時代遅れという批判もよく聞きますが、全部が古臭いわけではなく、地域や文化に根差した伝統あるよき指導もあるのでは、とつい首をかしげてしまいます。
 つまるところ選手が体罰や暴力と受け止める理由は、行き過ぎという程度の問題、あるいは指導者との信頼関係の欠如に尽きるのではないでしょうか。そこはケースバイケース。それを画一的に語ろうとするので、議論が嘘っぽいというか、不自然に思えてなりません。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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