2017-08

朝鮮総連事件の行方

昨夏、朝鮮総連の本部ビル売却を巡って騒動になった詐欺事件の初公判が、本日午前に開かれましたので、傍聴してきました。といっても事件の主役とされた大物ヤメ検弁護士ではなく、共犯として逮捕・起訴された自称ファンドマネージャー、河江浩司(43)の公判です。それでも東京地裁で最も大きな104号法廷は先着順の傍聴となりました。それだけ注目されているということでしょう。資金調達役だった河江は、これまで検察の捜査に対し、全面的に認めてきたけれど、ここへ来て方針転換。無罪を主張し始めました。
この事件、もとはといえば朝鮮総連の本部ビル競売逃れが目的だったのに、いつのまにか総連が被害者になっているなど、ねじれにねじれています。それだけに、この先の公判は見ものですが、焦点は総連の出方ですね。
そういえば、JALの好決算発表と同時に、新町会長の辞任が決まりましたけど、その裏事情は後日。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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