2017-08

脱税で逮捕「丸源ビルオーナー」孤独な不動産王

 今週のアサヒ芸能「森功のニッポン裏経済新聞」は、テナントで有名な丸源ビルグループを率いる川本オーナーの私生活を紹介しました。以下、

 大阪ミナミの末野興産「天祥ビル」や東京銀座の山田地建「ソワレドビル」……。かつてネオン街で隆盛を極めては没落していった不動産業者はあまたあるが、なかでも丸源ビルオーナーの川本源司郎(81)は、最強にして最後まで残った貸ビル王だろう。
 出身地の福岡・小倉や博多、東京の銀座を中心にテナントビルを全国展開し、高級クラブやスナックを店子にしてきた。バブル景気の1987年にはハワイに進出。179の高級住宅を買い漁った。バブル崩壊後もその勢いは留まらず、00年には米経済誌「フォーブス」で数千億円の資産を持つ「世界の億万長者」として紹介されている。
 その丸源ビルの川本が3月5日、ついに脱税で東京地検特捜部に逮捕された。実に09年から11年までの3年間で、28億8400万円の所得を隠し、8億6200万円の法人税を誤魔化してきたというからけた違い。東京地検にとっても、久方ぶりの注目事件だ。
「無駄な税金は納めない。国税との闘いは連戦連勝」
 そう豪語してきた川本オーナーによる脱税の手口については、新聞で報じられているから割愛する。反面、その人物像についてはほとんど報道もなく、謎が多い。
 1932年、戦前の小倉市に生まれた。生家は大きな呉服屋を営んでおり、地元の私立常盤高校を卒業後、東京の慶応大に進学した。なぜか大学を中退して地元に戻り、呉服屋を継いだが、その儲けを不動産につぎ込んだ。

 川本さんは結婚歴もなく、息子や娘もいないといいます。風変りな大金持ちです。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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