2017-08

TPP交渉花盛り「日本の農業を強くする」の嘘

 TPP交渉の最大の論点として、農業の切捨てという議論があります。TPP賛成派は高年齢化、過疎化に悩む農家を改革するためには外圧が必要と訴える一方、反対派はいきなり海外のものが入ってきたら壊滅的になる、と警戒感をあらわにします。どちらも一理あるように思えますけど、抜けているのは、どちらもこれで日本の農業を強く出来ないということではないでしょうか。
 農業法人を株式会社化すれば強くなるというものではなく、利潤追求型の産業に変わるだけのことで、となると切り捨てられる部分が出てくるのは自明。そもそも農業はその国にとって最も大事な産業のはずです。それを保護するのは当たり前であり、どの国もやっています。その上でどう強くするか、という視点が抜けているのではないでしょうか。
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コメント

TPP花盛りのようですが、私は花粉症花盛りプラス風邪という最悪な状態です。田中先生も2週間前まで、花粉症でダウンしていたくせに、注射1本で元気になり、若い私が、田中先生に労わられて悔しいたらありゃしない。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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