2017-10

予算をつけても建設業界「人手不足」で復興が進まない

 今週号のアサヒ芸能「森功のニッポン裏経済新聞」はゼ建設業界の人手不足について書きました。以下のような内容です。

 東日本大震災から早2年、3月11日は関連報道ばかりだったが、中でも共通する話題が復興の遅れである。事実、新聞やテレビに流れる被災地の姿は、1年前と比べてもほとんど変化がない。せいぜい瓦礫が隅に積み上げられ、更地になっている程度だ。1995年の阪神淡路大震災の時には、あっという間に町がもとの姿に戻ったのに、東北は一体どうしてこんなに復興が進まないのか――。今週はそんな素朴な疑問にお答えする。(中略)
民主政権時代の11年に23兆円の復興予算を決定。当初の5年間を集中投資期間とし、19兆円を投じるとされた。なんとその19兆円予算のうち、17兆円を今年度末までに使っており、残りはわずか。新たな自民党政権では、これをさらに拡充しようとしている。つまり、復興予算名目の税金はジャブジャブ使われている。なのに、復興が全く進んでいないという摩訶不思議な事態に陥っているのである。
最大の要因が復興の担い手であるゼネコン業界の人手不足だ。
「以前は冬になると、普段農業をしている東北の出稼ぎ労働者が関東の道路やビル建設工事のために東京に集まってきていた。それが、震災後は引く手あまたで、全く足りず、東北は慢性的な人手不足になっている。東北には全国から労働者が集まっている。おかげで、関東の工事にも全然人が足りないほど」
 ゼネコン幹部がそう嘆く。

 近々、現地を取材しようと考えています。
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うちの会社の少しばかりお馬鹿な社員が今月一杯でやめますが、この記事を見せてあげようと思います。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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