2017-08

日本維新の会「消滅」対「賞味期限切れ」の舌戦

 日本維新の会の2人の代表の間がおかしくなっているようです。初めは憲法改正草案を巡る石原慎太郎さんの主張した「破棄」に対し、橋下徹さんが反対。「改正」という表現に落ち着いたきましたが、双方の溝は埋まるところか、ますます亀裂が広がっているようです。
 7日の国会議員団の役員会で「維新の会は賞味期限を迎えつつある」と石原さん。すると昨11日に橋下さんは、地域政党・大阪維新の会の全体会議で「維新の会は、選挙で議席を得るのが主目的の『選挙屋』になっている。このままでは年内に消滅してしまう」と。似たような発言に聞こえるかもしれませんが、もはやいっしょにやりたくないという不満から出た言葉でしょう。熊本の園田博之さんなどは、地元の維新推薦を見限り、自民党候補の支援を表明する始末。すでに組織は崩壊しているといえるかもしれません。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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