2017-10

怪僧の次はラスプーチン「安倍政権」北朝鮮裏外交の深層

 小泉純一郎元首相元秘書官にして安倍晋三内閣参与という肩書の飯島功さんが電撃訪朝して話題になっています。飯島さんといえば、その大きな体躯とスキンヘッドから佐藤優さんと同じく政界のラスプーチンと呼ばれてきました。各界に影響力のある人という評判の一方、小泉家の使用人という方もいて、その評価は分かれるところですが、北朝鮮とのユニークなパイプを持っています。
 最初に帰国した拉致被害者家族や横田めぐみさんたち残された拉致被害者の交渉が進まない中、2004年5月22日、2回目の訪朝をしたときの小泉首相。それは田中均たち外務省ルートではなく、飯島さんと朝鮮総連の裏ルートを使ったといわました。訪朝の礼だったのでしょう。1週間後の5月28日に開かれた総連の第20回全体大会へ、内閣総理大臣小泉純一郎の名前で祝辞がおくるという前代未聞の出来事がありました。訪朝の根回し役が飯島さんとのことでしたけど、効果のほどは?。今回の1件を見るにつけても、パフォーマンス好きなご仁のようですから。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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