2017-08

福島県に帰還「双葉町」東電賠償の悩み

 東電福島第一原発事故で埼玉県加須市に移転していた双葉町役場が、先頃県南部のいわき市に仮庁舎を建て、役場がオープンしましたので、今週半ばから当地を訪ねてみました。双葉町の住民6900人のうち、1500人が一足先にいわき市に引っ越し。しかし、仮設住宅は空き部屋が目立ち、なんとなく閑散としていました。
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 双葉町住民に対する東電の賠償は、町役場の対応が定まらず、原発周辺の市町村で最も遅れていたのですが、役場の県帰還と同時に、個人補償分がようやく決まりつつあります。ただし、当地を取材してみると、一人当たり月額10万円の精神的な個人補償をはじめ、震災家屋や生活面など東電や県の賠償巡って町民は悲喜こもごも。移住先のいわき市民には原発補償がなく、感情的なわだかまりやトラブルも見受けられます。
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コメント

日本語の解釈はややっこしくて、補償は被害の補填であって、今後は、移住住民には、安全保障し、事が起きたときは国が賠償保証をするべきである。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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