2017-10

橋下徹「維新の会」代表辞意表明の深層

 日本維新の会の橋下共同代表が代表からの辞意を表明すると報じられています。昨日まで大阪で取材してきた感触では、辞意表明の裏には水面下の動きがあるように思いました。野党の再編をしきりに訴えている裏で橋下さんの政治生命はかなりきわどいところに来ています。全国的に橋本人気はすっかり衰えてしまいました。が、大阪では微妙。市長として生き残れるかどうか、というギリギリの線です。
 その天王山が9月の堺市長選挙。いまだ堺市長選で候補者を決定できていない維新はかなり苦しい。仮に現職の竹山市長に敗れることになると、大阪都構想そのものがすっ飛んでしまいます。今度の代表辞意はそのあたりを考えた上で、あらかじめ予防線をはっているようにも見えますけど、そこもまた?ですね。
 
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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