2017-08

消費増税と法人減税「安倍政権」の姑息な計算

 60人の有識者から意見を聴くセレモニーの前、「来年の消費増税見送りはありえない」と番記者に対するオフレコ懇談会で漏らしていた安倍さん。来年4月の3%の増税と引き換えに2%の法人減税を実施するといいます。7・5兆円の税収アップに対し、5兆円のダウンで差引2・5兆円の増収という計算になりますが、こんな程度ではとても財政再建の足がかりにはなりません。
 3%から2%を引くと、実質1%の増税。これは毎年1%ずつ上げるべきだと主張していたエール大の浜田さんや本田さんへの姑息な配慮にも見えます。ただし、法人税の減税は1年限りということはありえないし、いったん下げたものをもとに戻すことは至難の業。こんなところで右往左往しているようでは、日本の財政はいつまでたっても借金漬け。何のための消費増税なのか、本気で考えているのでしょうか。
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コメント

森さん~。もっと明るい話題ないんですか。
来年引渡しのマンションでも、今月中に契約すれば消費税5%てことで、駆け込み契約者が倍増ですって。それもベーエリア。いくら建物が耐震で倒壊しないからていっても津波で下の階が水没したら終わりでしょうに。
だいたい消費税が8パーセントになろうが10パーセントになろうが、その分値引きさせればたいした問題ではないのになに慌ててんだろう。数字なんてもんは、買うときは引き算、売るときは、足し算と相場は決っているもんだ。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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