2017-10

まだ生き残っていた「馬下島」米軍基地移転

 今日は柳条湖事件勃発した9月18日。昨年の尖閣デモがここに向けて盛りあがったのは記憶に新しいところでしょう。私も四川省にデモの取材に行きましたけど、今年は思いのほか静かです。
 尖閣デモといえば、鳩山由紀夫元首相が民主党時代に打ち出した米軍普天間基地の馬下島への移転がいまだくすぶっているそうです。鳩山さんが基地移転を断念したあと、尖閣問題のさなか、島の所有者である「タストン、エアポート」の立石勲会長が、土地を中国に売るのではないか、と取り沙汰されました。事情通によれば、要は中国側が買うのではなく、30億円を提供して滑走路を完成させるという話が持ち込まれたのだそうです。
 結局、それも立ち消えになったわけです。が、立石さんはまだ基地移転を諦めていないとか。9月に入って思わぬ動きがあるらしいですが、なかなか懲りないご仁です。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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