2017-08

課税免除の解除に怯えるJAL

 民主党政権の唯一の成功例としてしばしば取り上げられる日本航空の復活について、自民党政権になって少し風向きが変わってきたようです。その一つが、法人税の免除。会社更生法にのっとり、1兆円を超える赤字が認められているため、その範囲内の利益をあげてもJALは9年間も税金を免除されるという特典です。これについてはANAなども指摘し、道義的な問題を指摘されていたのですが、法的な問題はないのでどうしようもない、とされてきました。仮に法改正をしても、とうぜん遡及措置はできない、と。
 ところが、どうも様相が異なり、「税金を払ってもらう方法はある」と威勢のいい声が、自民党内であがり始めているとのこと。おかげでJALは慌てているらしい。
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法人税と、世間で騒ぐが、法人登録しておいて赤字でその法人税の支払いが出来ない中小企業がどれほどあるのか知ってて言っているのか。そんな一部の優良企業の法人税減額と引き換えに消費税を上げるなど言語道断。国民をおもちゃにするのは、いい加減に止めたまえアベ君。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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