2017-10

10人の「犠牲」地元では評判の整形外科

 先週後半から九州や大阪を回ってきた関係で、ブログの更新がままならず申し訳ありませんでした。
 地元九州の報道によれば、火災で10人の死者を出した福岡市博多区の整形外科医院は、ものすごく評判のいい病院だったようです。
 もとより防火扉が開かなかったことをはじめ、病院のあり方に問題がなかったわけではありません。病院側は夜間の宿直を3人にする方針だったといいますから、せめてもう一人くらい宿直がいたら違った結果になったかもしれません。院長は悔んでも悔やみきれないといいます。
 ただし、犠牲者を出した大きな原因はむしろ消防法や建築基準法などの不備ではないでしょうか。病院は火災訓練をしていたが、消防法では防火扉そのものの点検義務がなかtった。また、1人に任せていた宿直問題にしても、規定で許されているといいます。他ではなかなか受け入れてくれない入院患者も快く引き受けていたそうで、それだけに評判のよかった整形外科医院。先代院長だった父親や母親を亡くし「今はその(両親の)ことは考えられない、患者さんに申し訳なくて……」と震える声を絞り出した院長は、それが精いっぱいだったように感じましたが、少し甘いでしょうか。
スポンサーサイト

コメント

整形外科病院なのですから、基本、骨折などで動けない人という認識がなければいけない訳でして、それなのに、近所の通院している人の話しでは、入院病棟が迷路のようだったと言っていました。
整形外科といっても、半分呆けた老人の収容施設化しているのであれば、近所の評判は、おのずといいわけで、それをそのまま信じてしまうのは甘い気がいたしますよ。死亡した方達の年齢が異常に高すぎるのも気になりますし、やはり家族で面倒見るには負担が大きい老人たちの姥捨て山なのでは。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mori13.blog117.fc2.com/tb.php/1430-37328765
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ケノーベルからリンクのご案内(2013/10/15 08:56)

福岡市博多区エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。

«  | HOME |  »

プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する