2017-08

安倍外交の読み違い

 安倍晋三首相の靖国参拝後、米国の「失望」発言が何かと取りざたされます。ケリー国務長官やへーゲル国防長官が千鳥ケ渊の戦没墓苑に参拝したサインを理解せず、靖国参拝した外交オンチなどと非難されてています。また、何かと目立ちたがる内閣参与が事前に訪米し、米政府の空気を読み違え大丈夫だと安倍さんに伝えてしまったのではないか、との観測もあがっています。
 安倍外交の問題はやはり米中関係の読み違いではないでしょうか。「米中はこの5年、それぞれ10人ずつの重要閣僚が参加する会議を開いてきたほど急接近しているのに、安倍さんはそこがまるでわかっていない」とある政界通が話していましたが、その通り。他のアフリカやアジア外交の成果もほとんどあがっていないと見たほうがいいようです。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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