2017-08

都知事選後に待ち構える徳洲会捜査のキーマンに聞いた

 昨日発売の週刊現代「ジャーナリストの目」は、再び徳洲会マネーを取り上げました。以下、記事の抜粋――。

「謝礼か」「借金か」――。もはやそういう次元の問題ではない。東京都の前都知事に渡った猪瀬直樹の5000万円の徳洲会マネー。徳洲会への橋渡し役である一水会代表の木村三浩が、そのうち500万円を受け取っていたという。新たに発覚した重大問題をスクープした朝日新聞によれば、当人も500万円の受領を認めた上で以下のように話したという。
<猪瀬さんの奥さんが『当選の謝礼』と言ってきた。『謝礼はいらないが、ちょっと貸して下さい』と言って借りた。借用証はない>
 本人は500万円が仲介謝礼だったかどうかをいたく気にしているらしい。その後の報道では、「謝礼ではなく、単なる借金」言い分をちょくちょく見かけた。で、木村自身に改めて聞いてみると、こう答える。
「朝日の(取材で)お礼ですか、と尋ねたので、向こう(猪瀬夫人)はそう言っていた、と答えただけ。朝日も断定的に書いているわけではなく、ああいう書き方をされると困るんです。あれは年末の資金繰りでちょっと足りなくなったので借りただけ。そういうことはあるでしょう」(中略)

 で、今になってその5000万円のうち、500万円を使っていたことがばれてしまった。猪瀬の弁明が真赤な嘘だったのである。が、ことはそれだけでは済まない。
 木村の話によれば、問題の500万円は都知事選間もない12年12月中旬に受け取ったという。つまり、それは八十二銀行の貸金庫の利用記録として残っている12月18日前後に渡った可能性が高い。となると、残る昨年2月1日の利用記録は、何の目的で金庫を開けたのか。木村以外に使った可能性はないのか。そんな新たな疑念もわく。


 かつて聞いていた話とはまったく異なる話。そのあたりも紹介しています。
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コメント

猪瀬は、もう制裁をうけているのだから、これ以上追い詰めるのは、可哀相な気さえします。悲しみ苦しみを共有する奥さんにも先立たれているし。
もっと腹黒いのが、都知事の応援しているじゃあないですか。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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