2017-08

沖縄米軍基地承認の裏を解明できるか「百条委員会」

 地方自治法に基づいて地方議会に設置される百条委員会といえば、徳洲会マネーの東京都知事をビビらせて辞任に追い込んだ威力が記憶に新しいところでしょう。たいてい汚職や事件がらみの疑惑があるときに設置されるものです。が、沖縄の仲井真弘多知事の場合は、米軍基地移転の承認というレアケースです。
 沖縄県議会に百条委員会が設置されたのは、仲井真さんがそれまで公約や方針から一転、なぜ米軍普天間基地の辺野古移転を承認したのか、その裏事情を追及するため。そこには当然、首相官邸の意向が見え隠れします。追及の焦点はこの間の沖縄に対する政府予算バラマキの裏約束。さて、どこまで解明できるか、見ものです。
 
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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