2017-08

新政官業トライアングル研究「東電の頼りにする新たな電力族」

 本日発売の日刊ゲンダイ「新政官業研究」のエネルギー編2回目は、自民党の電力安定供給推進議連における新たな電力族をクローズアップしました。

「北海道電力さんにひとつ注文があります。東北電力さんの場合は収支改善をきちんと明記されていますが、北海道電力さんもこういう見せ方が必要なのでは……」
 5月23日に開かれた自民党電力安定供給推進議連第二回会合で目立ったのは北海道4区選出の代議士、中村弘之だ。議連に呼ばれた電力会社の幹部を前に、こう一席ぶった。
「私、泊発電所の選挙区にいますから、(原発)賛成、反対それぞれから細かい意見をうかがいます。両者から聞きますのは、運転していなくても安全性を確保できないのだから、施設の安全性の確認を早くやっていただきたいという話。(原子力)規制委員会は新たな安全基準をつくっているのでしょうけど、確実に入るものは前倒しで早く評価をしていただくことをお願いしたい」
 この日の中村の発言はユーチューブにアップされ、広くーネットで流された。それはある種の選挙戦略と見る向きもある。
 折しも政界は2カ月後に控えた参院選に突入。昨年7月21日の投票を前に、「原発再稼働容認」を公約に掲げようと動いたのが電力安定供給推進議連だ。
 しかし同時に、昨春に発覚した福島第一原発の放射能汚染水が問題化。事態収拾の目途が立たないまま、八十人に上る議連のメンバーたちは、それぞれ地元の電力会社の要請に応えるべく、再稼働に向けて奔走していった。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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