2017-10

相変わらずの麻生節でも「TPP発言」は核心をついている

 オバマ(大統領)にTPPをまとめる力は今ないだろう――。麻生太郎さんの過激な発言が話題です。久方ぶりの麻生節、でもこれは本音といううより、的を射ているというほかありません。それに比べ、新聞報道はいかいにもかわりずらい。本日の朝刊は、「TPP妥結見通せず」(朝日)から「日米協議、進展も合意届かず 牛肉など歩み寄り」(日経)、さらに読売にいたっては「実質合意」といったアンバイ。政府の発表どおり、何となく交渉が進展しているかのように報じていますが、豚肉や自動車の問題点は初めからわかっていたことでしょう。
 実質漂流――、というのが本当のところではないでしょうか。
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コメント

逆じゃない?

>オバマ(大統領)にTPPをまとめる力は今ないだろう

 安倍総理にもまとめる力はこれからもないだろうでしょ?確かに大統領は議会承認権限を持っていないが、説得する術は持っている。

 しかし安倍総理は既得権益に押されて成ったのだから、そこが壊れてしまう交渉なんて出来る訳がない。経団連米倉氏が「進展することを望む」と発言しているが、自動車問題が米国の思う通りに解決したら、販売店は大変な事になるし、保安部品関係も大問題になる。自動車会社だけではなく、警察など公安委員会まで巻き込む問題に発展する。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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