2017-10

JALANA「争奪戦」羽田空港国際線増枠の次は政府専用機

 安倍首相のGW外遊がメディアを賑わせています。その安倍さんを乗せ、テレビ画面にしばしば映し出される現在の政府専用機は、JALが管理しています。で、これまではボーイング747-400が使用されてきたけど、この機材は古く燃費も悪いので、買い替えることに決まったそうです。政府専用機は外観から内装までまったく同じ機材を2機、防衛省との契約で航空会社が納め、管理することになっています。これまではずっとJALが随意契約で請け負ってきました(なぜか経営破たんの期間も)。公表されてはいませんが、1機あたり数百億円はするのでしょう。
 その政府専用機、今回はどうやらJALとANAの入札になりそうだとか。管理費用などの利益面もそうですが、やはり政府専用機の管理会社というのは名誉なことですから、双方とも必死。羽田の国際線枠配分で揉めたように、今回も水面下の攻防がいろいろありそうな気がします。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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