2017-10

最近意気軒昂なメタハイ族議員たち

本日発売の日刊ゲンダイから連載中の「新政官業研究」が火曜日と木曜日の週2回掲載されることになりました。最新のエネルギー族議員編は以下のとおり。

 エネファームや電気自動車の水素燃料電池で水素族議員たちが業界に自らの取り組みや政策をアピールする。エネルギー分野では、そんな新しい族議員が続々と出現している。なかでも経産省資源エネルギー庁で話題になっているエネルギー族集団が、前に触れた自民党「資源確保戦略推進議員連盟」だ。
日本列島近海に存在する未開発の海洋資源エネルギーの調査、開発を旗印に集結。狙いは夢の資源と持て囃されるメタンハイドレード事業で、別名「メタハイ族」と呼ばれる。安倍首相の側近で国土強靭化担当相の古屋圭司会長以下、総務大臣の新藤義孝、片山さつき、菅原一秀といったところが、主要メンバーとして議連に名を連ねる。
「日本近海のメタンハイドレードは海底の浅い部分で発掘しやすい表層型と深く砂層型の2種類がありますが、その世界有数の埋蔵量は天然ガスの国内消費の96年分とされている。それだけに、期待されています」(エネ庁担当者)
 安倍政権は、このメタンハイドレード事業を国家戦略と位置づけ、2020年代半ばまでに民間企業による商業生産にこぎ着ける一大目標を掲げている。すでに独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(JOGMEC)に依頼し、日本海側の上越沖と能登西方沖の埋蔵量調査を実施。エネ庁は資源燃料部全体の年間予算およそ3000億円のうち、メタンハイドレード関連事業に毎年200億円を投じている。おかげでメタハイ族は、メキメキ頭角を現し、その存在感を増してきたという。

 続きもよろしくお願いします。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mori13.blog117.fc2.com/tb.php/1551-98a798f0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する