2017-10

新政官業研究「国交省有力OBの選挙」

 日刊ゲンダイ「新政官業研究」の「建設・運輸族編」5回目は、昨年話題になった元国土交通省事務次官の佐藤信秋参議院議員について書きました。

 480議席中294議席と過半数を優に超え、自民党が政権を奪還した2012年12月16日の第46回衆議院総選挙。実は国土強靭化計画に期待を寄せる建設業界のバックアップが、この自民圧勝に大いに貢献している。
選挙から遡ること2カ月前の10月24日のこと。九州建設業協会会長会議のあと、宮崎県では地元の主立った建設会社が、JR日豊本線宮崎駅近くのホテルメリージュ2階の「翡翠の間」に集った。そこで開かれた宮崎県建設業協会常務理事会で、自民党に対する選挙支援体制について、報告がなされた。
 その小冊子が手元にある。そこに「佐藤信秋参議院議員の出版記念パーティー並びに後援会副会長就任についての報告」とこう書かれている。
〈佐藤信秋参議院議員のパーティー券について、九州各県が50万円で足並みを揃えることを報告した。本県は各地区協会と建産連加入団体に1万円宛、購入の協力を依頼することが了承された。また、全国の建設業協会会長が、同議員の後援会副会長に就任することが併せて報告きれた〉
 要は、全国建設業協会会長が自民党の佐藤信秋の後援会副会長になるので、九州地区の建設業界としても佐藤を応援していくという報告である。(以下略)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mori13.blog117.fc2.com/tb.php/1581-8625418e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する