2017-08

スカイマークの失速で「航空界再編」の兆候

 A380の購入断念でスカイマークがエアバス社から700億円の違約金賠償を求められていますが、。とてもそんな金を払える余裕はないというのが、航空界のもっぱらの見方です。となると、経営破たん、JAL、ANAのどちらかが経営を引き継がなければならないという話になります。が、羽田の発着枠をもつスカイマークはむしろ垂涎の的。2020年の東京五輪に向けて両社の分捕り合戦が始まるかもしれません。
 JALにしてみたら、羽田の拡張枠の分捕り合戦でANAに完敗し、このあいだの政府専用機の受注でもANAにもっていかれました。政府専用機についてはこれまでずっとJALが整備、管理を任されてきただけにやはりショックでしょう。で、次はスカイマークを舞台にしのぎを削る?
 
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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