2017-08

怪気炎をあげる二階総務会長に焦る首相官邸

 本日発売の週刊現代「ジャーナリストの目」で、先頃、訪韓した二階俊博自民党総務会長と官邸サイドとの暗闘を書きました。以下、冒頭―ー。

 ひょっとすると、今まで燻ってきた内紛が、表面化するきっかけになるかもしれない。自民党総務会長の二階俊博の訪韓が、永田町でそう話題になっている。全国旅行業協会会長を務める二階が日韓国交正常化50周年を記念し、1400人ものツアー団体を引き連れてソウル入りしたのは、2月12日。観光振興を名目に16日まで滞在し、その間、韓国の旅行関係者を招いてロッテワールドホテルで3000人規模のとてつもない大パーティを開き、青瓦台で韓国大統領の朴槿恵とも会談した。
 その会談の席上、朴大統領から「生存する慰安婦が高齢のため、早期の問題解決を」と求められると、「その通り」と発言。そこにカチンときたのが、首相の安倍晋三周辺だ。安倍シンパの有識者から、「解決済みとする政府の見解と異なる不用意な発言だ」「国益を損なう行為」と、ばかりに二階糾弾の火の手があがっているのだ。
 だらしない野党のせいで、いまや敵なしの安倍首相には、下駄の雪扱いされてきた連立相手の公明党はもとより、自民党内にさえ対抗勢力が見当たらない。まさにひとり勝ちの安倍に対し、唯一、気を吐いてきたのが、党総務会長の二階である。

 5月には3000人の訪中ツアーを企画しているといいますから、ますます苛立ちがつのるかも。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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