2017-08

東芝改革「社外取締役7人」で大丈夫?

 不正経理で揺れる東芝が新役員体制を発表しました。<社外取締役にアサヒグループホールディングス(HD)の池田弘一相談役(75)ら7人を起用し、社内出身の取締役は、社長に専念する室町正志会長兼社長(65)ら4人とする。経営をチェックする監査、報酬、指名の3委員会のメンバーや取締役会議長を全員、社外取締役とし、内部統制を強化して再発防止を図る>(19日付毎日新聞)とのこと。なんと全取締役11人中7人が社外取締役。そこへ会計の専門家を加えるそうです。
 もとよりこれは、不正をチェックできるよう社外取締役を充実させるという意図なのでしょう。しかし、それで不正がチャックできるわけがない。社内の人間が部外者を騙すことなどはむしろ簡単で、それより社内のチェック体制や不正に対してものが言える風通しを充実させることのほうが先決。なにより東芝の不正会計はまだその原因と責任が曖昧であり、まずはそこを徹底究明すべきではないでしょうか。今回の新体制、劇的に形だけを変えてはいるが、その実、中身がないように思えてなりません。
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コメント

WHののれん代を何としても隠して置きたい、って感じが滲みだしていますな。
6000億円+1250億円じゃあ、減資したら資本金が殆ど消えるんですよね。
まるでシャープじゃん!!
これに三菱重工の米国核発電タービン訴訟3600億円問題なんかも有って、安倍は武器輸出三原則変更したんだけど、間に合うのかなぁ、、?

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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