2017-10

菅官房長官が語った「維新への思い」

 本日発売の「サピオ・総理の影研究」は、菅義偉官房長官のインタビューです。

 折しも、安全保障法制の国会審議が佳境を迎え、前日には米軍基地問題のために沖縄県知事の翁長雄志との会談を済ませたばかりのタイミングだった。いきおいインタビューの話題は、沖縄の基地問題から始めた。
――普天間基地の辺野古移転は進展したか。
「翁長知事は移設反対で知事に当選したのですから、そこは急には、非常に難しいのではないですかね」
 連載第一回でも書いたように、菅は沖縄問題に思い入れが深い。二〇一二年十二月に第二次安倍晋三政権が発足して以来、官房長官と沖縄振興担当大臣を務めている。前知事の仲井真弘多とは、二人三脚で米軍普天間基地の辺野古移設と沖縄振興策を進めてきた。が、基地移設反対の翁長知事になり、大きな誤算が生じている。
基地移設交渉は暗礁に乗り上げ、仲井真時代に進めたIR(統合型)カジノリゾート計画も白紙撤回された。さらにもう一つ、菅自身が沖縄に誘致しようと働きかけてきたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)についても不安が残る。
――カジノやUSJは、米軍基地移設容認のバーター取引の中で考えられてきたのではないか。カジノ計画が消えれば、集客や採算面から、USJも白紙撤回とならないか。
「(今度の)翁長知事との話し合いでは、USJの話は出ませんでした。ただ、沖縄の振興のためには妥当だと思いますので、翁長知事としても、USJは大歓迎でしょう。そこは、国としても応援しようということです。中略」
――他に政界で期待する人物はいないか。維新の党の橋下徹をずい分買っているようだが。
「橋下徹と松井一郎という政治家は、捨て身で政治をおこなっていますから、二人を信頼しています。そもそも橋下さんを私に紹介したのは大阪の国会・市会の議員の人たちなんです。当時、選対副委員長であった私から橋下さんの市長選挙への出馬を説得してほしいということだったんです。(以下略)」
 
 菅さんの考えがよくわかりました。


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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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