2017-10

消費増税「軽減税率」マイナンバー利用は天下の愚策

 消費税率10%への引き上げに伴う軽減税率適用となる買い物について、マイナンバーによる還付金制度を税務省が持ちだしています。世界でも類を見ないシステムだそうですが、本当に実現できるのでしょうか。そもそもマイナンバー制度は、住基カードを発展させ、国民を管理して徴税しやすくするための仕組みですが、屋上屋を架すような話。ただでさえ、個人情報漏れが指摘されているのにリスクが高すぎるでしょう。
 ましてマイナンバーカードを提示して買い物すれば、もろに私生活を国に知られることになります。裕福な人は還付金など必要ないから、カードなど提示しないでしょうから、その心配はないけど、一般庶民ほど国に管理されるという話。それでいて安倍政権では、企業の法人税率を20%に下げるという。そのための消費税上げと国民から思われても仕方ないかもしれません。
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麻生の傲慢な言い方が全てを物語っている。官僚と自民党政治屋の距離が近過ぎる弊害が完全に出た事象(怒)

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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