2017-10

政権を振りつける剛腕秘書官

 本日発売の文藝春秋で、安倍晋三首相の今井尚哉政務秘書官について書きました。

 首相自らアベノミクスの第二ステージと胸を張った割に、新たに打ち出した経済政策の評判がすこぶる悪い。「経済成長年三%で名目国内総生産(GDP)六百兆円」「出生率一・八%」「介護離職ゼロ」達成という新三本の矢に加え、唐突に設けた「一億総活躍担社会」なるスローガン。経済界から「三%の経済成長なんて不可能」と酷評され、身内の自民党内からさえ「言葉が遊びの上滑りな政策」と手厳しい声が上がっている。
 この新アベノミクスをつくったのが、内閣総理大臣政務秘書官の今井尚哉(五七)にほかならない。 言うまでもなく首相政務秘書官は、五人から六人いる首相官邸の秘書官の中でも、筆頭に位置づけられている。多くは政治家の事務所の秘書や親族などが、その職に就いてきたが、今井のような官僚を抜擢するケースもある。
その今井は二〇一二年十二月の第二次安倍晋三内閣発足以来、官房長官の菅義偉と並び、政権の屋台骨を支えてきた。今井が経済産業出身であることから、「経産内閣」「今井内閣」とまで呼ばれてきたほどだ。(以下略)

 今井さんは、あの戦後70年総理談話の執筆者でもあり、重要政策のほとんどに携わっているといっても過言ではありません。その実像に迫ります。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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