2017-10

企業間格差を生む法人税減税

 安倍政権で成長戦略の柱に位置づける法人税の実効税率下げを1年前倒しして来年度から20%台にする方針を決めたと新聞各紙が報じています。これを補う財源として資本金1億円以上の企業に課す外形標準課税の増額を検討しているようです。企業の赤字、黒字に関係なく、従業員の人件費や借り入れ利子払いに応じて税額が決まるこの税制、懸念しているのが赤字企業で、ただでさえ儲けが出ていないのに、税金を払うのは大変でしょう。
 企業の利益追及意欲を向上させるためというこの税制。反対に儲けたほうは税負担が軽くなるという妙な話です。要するに、赤字会社に黒字会社の税負担を付け替えるというやり方で、これでは個人ばかりでなく、企業間の格差が広がるばかり。税の基本理念から逸脱しているのでは。
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コメント

要らないと思っている人間企業を淘汰したいのでしょう。でも要らない人間企業をアンタラが決めるんじゃないよ、という話で、、。

いつも楽しくブログを拝見させていただいております。
私、湯島太郎と申します。
このたびメールをさせて頂きましたのは
実は私はDHCが大学翻訳センターとして営業されていた時に多少関わりがあったものです。
先ごろ、渡辺好美氏への献金もんだいにて新聞紙面を賑わせておりましたが、
何故か顔写真・プロフィールが明らかにされずに報道されておりました。
そのような報道に大変なぎもんを抱きました。
もし、ごきょうみがおありになりましたら、是非、先生にお調べいただきたいと存じます。
よろしくお願いいたします。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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