2017-10

抗争状態指定から1週間膠着状態が続く

 二つの山口組に対する警察庁の抗争状態認定から今日で1週間。本日発売の週刊現代「ジャーナリストの目」で少し分析してみました。以下、一部抜粋。

 指定暴力団山口組の分裂から半年あまり。全国各地で展開されてきた山口組と神戸山口組との衝突が、警察庁によって抗争状態認定を受けた。いよいよ血で血を洗う暴力団同士の抗争が起きる――、とばかりにマスコミ各社の報道が過熱しているが、実は、まだまだ本格的な抗争とは言いがたい、という捜査やその筋の関係者の声も少なくない。果たして事態はどこまで進んでいるのか。二つの山口組の現状を分析した。(中略)

ある暴力団担当刑事に聞くと、それでもまだ今は抑制が効いている、とこう解説する。
「車に撃ち込んだりしたわけじゃなく、人のおらん事務所に撃ち込んでいる。殴り合いも、適当なところでおさめている。まだ単なる示威行為というか、デモンストレーションでしかないでしょう。したがってこの状態がまだまだ続く、というのが我々の見方で、いわば今度の抗争認定は警察側のPRでもあるのです」

 可能性としていちばん高いのはこのまま緊張状態が続く――。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mori13.blog117.fc2.com/tb.php/1872-83735bc3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する