2017-08

双葉病院患者東電賠償訴訟で勝訴

 昨日、双葉病院の亡くなった患者さんと東電との裁判の判決が下りました。
 東京電力福島第一原発事故で避難を余儀なくされ、死亡したとして、福島県大熊町の双葉病院に入院していた当時73歳と98歳の患者2人の遺族14人が、東電側に計約6600万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(中吉徹郎裁判長)は27日、遺族1人当たり176万~352万円(計3101万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。(本日付日経新聞より抜粋)
 原発から4.5キロという至近距離で取り残された患者さんたちの恐怖はいかばかりだったか。弁護団は賠償請求額と東電以外の責任を述べた判決に不満のようですが、結果は悪くないと思います。この手の裁判では初の判決。患者さんの亡くなった原因については、福島県側や自衛隊の問題もありますが、やはりいちばん罪の重いのは東電でしょうから。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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