2017-08

大阪桐蔭校長不起訴は元検事総長の置き土産?

 さる28日、大阪地検特捜部が大阪桐蔭中学・高校(大阪府大東市)の裏金問題で、教員組合から告訴、告発されていた元校長(75)と進路指導部主事だった元教師(52)、元事務長(74)の3人を嫌疑不十分で不起訴にしました。5億円の裏金問題だけに、コメントを寄せていただいた卒業生の方をはじめ、首を捻る人が多いようです。
 この問題は関西検察のドンと呼ばれた土肥孝治元検事総長が学校法人大阪産業大学の理事長として頭を抱えてきました。というのも、告発された森山元校長とは旧知の間柄。もともと土肥さんを学校法人に入れたのも森山元校長だともいわれています。その土肥さん、問題発覚後に調査委員会を立ち上げ事件が明るみになった格好ですが、苦しい立場でもあった。校内では、不起訴処分は置き土産とも囁かれています。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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