2017-08

豊洲市場建設「談合」発注は東京都知事

 注目の豊洲新市場の主要建設工事の落札率が予定価格の99.9%で談合の疑いが浮上しています。水産市場などを受注したのは、鹿島、清水、大成のスーパーゼネコンがチャンピオン(頭)になった共同事業体(JV)ですが、国立競技場と同じ99.9%とは恐れ入りました。
 で、ここが地下空洞の施設をつくったわけですが、石原慎太郎さんなどは今になって「騙された」なんて言い訳していますけど、工事を発注したのは東京都の知事。つまり石原さんから後継指名された猪瀬直樹さんということになります。石原さんの言うように仮に知らなかったとして、1000億円を超える工事の中身を発注者がそれで済むわけはありません。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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