2017-10

東京を蹂躙する「地面師」闇の住人

 本日発売の週刊現代で、近頃跋扈する「地面師」詐欺集団について書きました。

 他人の土地を自分のもののように偽って第三者に売り渡す詐欺師――。大辞林ではそう説明する。それが地面師だ。
 といっても、昨今では馴染みが薄い。地面師は古く七十年前の終戦後のドサクサに跋扈した。日本全国どこの町でも役場が戦災に遭って機能しない時代だ。地面師たちは勝手に縄を張って土地の所有者になりすまし、土地の登記をはじめとした関係書類をでっちあげた。それを転売してぼろ儲けしていた詐欺も少なくない。
 そんな伝説的な詐欺集団が二十世紀の現在、東京の都心で蘇っているという。とりわけこの数年来、地面師による不動産のなりすまし詐欺が横行し、警視庁が対応に追われている。しかも、もっぱら被害に遭っているのが、不動産取引のプロであるデベロッパー業者というから、さらに驚きなのである。
「うちの場合、印鑑証明を偽造され……

 本人の知らないあいだに自分の土地が売られているという怖い話です。
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バブル崩壊寸前に港区笄町売っぱらって正解でした(笑)

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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