2017-08

2か月たってこの程度「小池知事」の豊洲市場問題追及

 今日のグッモニでも言いましたけど、新聞、テレビの小池ヨイショは目に余る気がします。その典型例が昨日発表した豊洲市場の盛り土問題報告。小池百合子知事は臨時記者会見を開き、盛り土をしない方針を決めた時期を2010年11月~12年5月、責任者は8人と特定しました。再調査した結果の発表です。が、この程度なら初めからほぼわかっていのではないでしょうか。今回、小池さんは8人に対し、「知らなかったではすまされない」と懲戒処分の方針を公表しましたけど、それも当たり前。
 にもかかわらず、新聞やテレビは、あたかも小池さんの手柄であるかのように大々的に報じています。豊洲の盛り土問題はたしかに小池さんが知事になったから発覚したのはたしかでしょう。ただし、盛り土が必要かどうかは意見の分かれるところであり、問題はその設計変更を隠したままだったということ。そこを解明しなければ、単に騒いだだけ、となりかねないのでは。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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