2017-10

帝京8連覇を後押しした疑惑のジャッジ

 9日、秩父宮で大学選手権の決勝がありました。8連覇に挑んだ帝京と初優勝にかける前回準優勝の東海大の対決。前半20分まで、14対0と東海がリードしたときには、帝京かなり危ないと感じましたが、そこはやはり試合巧者。SOの松田のゲームメークを中心に、徐々に盛り返してペースをつかみ、7点差で前半を折り返しました。
 後半になると、帝京のペース。一方、東海のタックルも光り、とても見ごたえのある攻防が繰り広げられていきましたが、問題は後半28分の帝京のWTB竹山のトライシーンです。
 インゴールに蹴られたゴロパントに対し、東海FBの野口が竹山と競り合い、身体を入れてボールを抑えたかのようにに見えたのですが、ジャッジはトライ成立。TMOで検証され、何度もスロービデオが流れましたけど、きわめて微妙。少なくとも野口が抑えていないとは言い切れないように感じました。
 で、33対19と2トライ2ゴールの14点差になり、勝負あった。全体的に見れば、帝京のほうが試合を支配していたとは思いますが、なんとなくそこが気になりました。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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