2017-08

注目の地面師裁判

 本日発売の週刊現代に、注目の地面師詐欺事件を寄稿しました。以下、一部抜粋します。

 ほとんど報じられていないが、さる1月25日、不動産業者の耳目を集めた地面師事件の裁判が、東京地裁で開かれた。午後1時半、証言台に立った被告人は内田英吾こと内田マイク(63)という。
身長180センチほどの長身で、がっしりした体躯の被告人は、丸坊主に近い白髪交じりの短髪に黒縁メガネをかけ、濃紺のブレザーを羽織っている。一見すると、ラグビーの監督のようないでたちだ。その正体はかつて「池袋グループ」と呼ばれた集団を率い、いまや日本の地面師の頂点に立つと評判の大物詐欺師である。
内田マイクといっても、外国人やハーフではない。本名ではあるが、どのような経緯でマイクと名乗り始めたのかも定かではない。
「地面師詐欺は地価が高騰してきた東京でここ数年、頻繁に起きているが、摘発できているのは氷山の一角。その地面師がらみの多くの事件で、マイクは何らかの足跡を残していると言われています。まさにスター地面師。例の新橋4丁目で資産家が白骨死体で発見された変死事件でも、その名が取り沙汰されています」
 と捜査関係者。

 現在、警視庁には地面師詐欺の被害が50件も寄せられているという説もあるそうですから、大変な数です。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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