2017-10

忘れちゃいけない「東京五輪誘致」の汚職

 本日の読売新聞朝刊で、日本オリンピック委員会に対するフランス捜査当局の事情聴取の件を報じています。
<2020年東京五輪・パラリンピックの招致活動を巡る不正疑惑で、東京地検特捜部が招致委員会の理事長だった竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長(69)ら複数の招致委関係者から任意で事情聴取していたことが関係者の話でわかった。>
 IOC委員に関する情報収集名目で、ブラックタイディングスという怪しげな会社に何億円もコンサルタント料を支払っていた件が、仏当局の調べで判明していたのですが、日本ではいつのまにか忘れ去られていた感が否めません。記事によれば、仏側は元IOC委員の息子でもあるコンサル会社の社長の事情聴取は実現していないとのこと。つまり継続中のはず。
 IOCは2020年東京五輪のゴルフ場のことを問題視し始めたとのマスコミ報道もありますが、JOCともども、それよりこの件の白黒をつけるほうが先決なのでは。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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