2017-10

米移民の壁そんなに変かな

 トランプ大統領の肩をもつわけではありませんけど、不法移民を取り締まるという政策がそれほど変でしょうか。現在1100万人いるとされる米国内の不法移民はすでに米国経済に欠かせない労働力だから、それをやめると景気が悪くなるとか、経済成長が止まるとか、あるいは優秀な移民が来なくなるとか、そんな理由のようです。しかしなぜ不法移民に支えられる国のあり方のほうがおかしいのではないでしょうか。
 疑問に思ったので調べてみると、なぜ労働力としてこれほどまでになったかえいえば、オバマ政権時の大統領令で不法移民の労働を認めたことが大きいのだとか。民主党が伝統的に移民に寛容な政策をとってきたのは、下院の数が人口比によって決まるからで、むろん不法移民に選挙権はありませんが、人口にカウントされるため増えるとその地域の選挙が楽になる、大統領選で見られた選挙人の数も増えるから、有利に戦えるということのようです。
 トランプ大統領のいうヒラリーに対する不法移民の投票は嘘でしょうが、実態として、このことを指しているのかも。ただしトランプさんを応援しているわけではありませんので、あしからず。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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