2017-11

森友学園「籠池理事長」証人喚問の焦点

 面白いのでまたまた森友学園問題でひと言。
 昭恵夫人から提供されたという安倍首相からの100万円の寄付について、本当かどうか、と首をひねる政治評論家の方々がけっこういます。今のところ、証拠は森友側の証言と郵便局の伝票くらいしか出てなく、籠池ファミリーの特異なキャラクターも手伝ってそういうのでしょう。が、仮にこれが虚偽なら単なる嘘つきという話で身の破滅ですから、そこまでやるでしょうか。逆に真実だと立証されれば、安倍首相の退陣となる。
 で、焦点はどこか、それはこの先、籠池サイドがどんな証拠を出してくるかでしょう。考えみますと、引っかかるのがメールです。今話題のそれではなく、ジャーナリストの菅野さんが図らずも寄付の相手についてメールで確認したとおっしゃっていた分。
 それともう一つが、100万円を入れていたという封筒。それが残っているという説があります。
 さらにおかしなのは領収書がないという点。これは双方認めています。ある大手私学の学校経営者に聞くと、100万円以上の寄付はめったになく、会計処理しようとすれば領収証の発行は必然、これだけの金額だと感謝状などを出すのが常識だそうです。仮に学園側が経理処理するなら、どこからの寄付か、それをはっきりさせなければならないし、寄付したほうは税金を控除される。
 それがないとなると、100万円は学校法人の寄付として正式に処理したものでないのではないか、という疑いが浮かびます。つまり籠池さんが懐にした裏金の可能性もあるわけです。ますます厄介になってきました。
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コメント

ジャーナリストってこんなもんか

珍しく「しんぶん赤旗」が訂正出しましたが、どう見ても籠池夫婦のサイコパスぶりが目立つだけ。
菅野氏も職業ジャーナリストでないだけに詰めが甘いのか騙されてんのか?

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)など。最新刊は「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)

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