2017-09

神戸山口組「分裂」の裏にあの大物組長

 かねて囁かれていた神戸山口組の分裂が決まりました。新たな任侠団体山口組なる組織は、組長という肩書を置かずに山健組の織田絆誠(本名・金禎紀)元副組長(50)が代表、真鍋組の池田幸治組長(50)が本部長として運営するということです。
 今回の分裂騒動、4月8日の幹部会前後から情報が出始めましたが、当初から囁かれていたのが、山口組古参の大物組長の仕掛け説。山建組創立者の山本健一組長から不良のボスとしてヘッドハンティングされたというその組長は、引退していたものの50人を引き連れて神戸山口組に合流。その後、井上体制に嫌気がさして、古き山健組の再興を夢見て今度の分裂を仕掛けたとの話です。実際、この組長には200人が集結し、一大勢力を保っているとか。今後のキーマンなのは間違いないでしょうが、やはり時代は変わったと痛感させられます。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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