2017-08

ようやく着火「加計学園」問題の山積

 朝日新聞の文科省文書記事により、ようやく加計学園問題が盛り上がってきました。文書は、総理の意向と書かれたいわゆる議事メモで、もちろん正式な行政文書ではなく、霞が関文学でいうところの「詠み人知らず」。作成者が記されていないことから、怪文書扱いにする人もいますけど、問題はその中身であり、正しければ裏付け証拠にもなるでしょう。
 この文書が出てきた背景について、粛清された官僚がリークしたなどと無責任なコメントをする人もいますが、文科省にはそれだけ問題意識があるということ。文書における焦点は内閣府から学部新設認可を無理やり降ろそうとしていたかどうか、に尽きます。
 政権側は今度の獣医学部新設に関して、岩盤規制をぶち破るなどと耳障りのいいことを言ってきました。それならなぜ規制緩和が必要なのか、となるはず。そこで政権はたとえば自治体の産業医や鳥インフルエンザ対策の獣医が不足しているから、と感染症予防のための高度な獣医師養成を謳っています。が、それと数を増やすというのとで問題が違うし、高度な獣医師養成なら、既存の獣医学部でやらないと難しいのでは。
 文科省問題でいえば、松野さんよりやはり下村さん時代の話ではないでしょうか。
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コメント

危険な報道?

もしかすると
報道という権力で、不当に政治を動かそうとしている
のではないかと心配している

過去学園問題は、単なる政治家の強引な「えこひいき」の
口利きだと思っていたが、あるマスメディアを見て、
驚いた。さらに、あちこち見ると

半世紀以上、この学部がまったく新設されていない。
今回の申請については、5,6年以上、10回以上にわたって
申請が却下されていて、しかも、その
理由というのが、どうも、文部省側にも、問題があるらしい。
という。

これが事実ならば、印象は、まったく違ってくる。
この問題は、単なる「えこひいき」なのだろうか?

それどころか、天下りに許認可の権限が利用されている疑惑まで?
この規制の現状についての疑問や、天下りの疑惑についても、
当然、もっと、報道すべきだとおもう。

テレビについていうと。申請却下の状況
文部省側の問題点を取り上げている番組が
非常に少ない様に思える。

以前に、テレビで、特定の相手に対する
攻撃を目的とするかのような
明らかに不適切な報道が行われ、

それを指摘したネットのメディアが、その後、
不正な攻撃を受けて大ダメージを受けたことがあり、
今回同様な、「言論に対する攻撃」
が起きないか心配している。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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