2017-11

どうすれば加計理事長を国会招致できるか

 もはや誰もが疑わない国家戦略特区の加計ありき。元愛媛県知事の加戸守行さんのおっしゃる通り、10年以上前から計画されてきたものですから、当たり前といえば当たり前の話でしょう。それだけ因縁深いということ。なお安倍さんとも親しい加戸さんの発説明では、小泉構造改革特区を利用したとはいっていますけど、それが第一次安倍政権当時の発案という点については触れていません。国民の知りたいポイントは、安倍さん自身とその側近、お友達がここにどう関与したか、。それもまた、もはや疑いようのない話でしょう。
 で、ここはやはり加計孝太郎理事長に国会で説明してもらうのがいちばんなのですが、そこは自民党が猛反対しているようです。加計さんの件でいえば、下村博文元文科大臣からの裏献金疑惑が浮上したまま。認可権限のある裏献金となれば、その点だけでも国会招致できるのではないでしょうか。パフォーマンスに終わることがなきよう、野党もそのあたりもう少し考えてもらいたいものです。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)など。最新刊は「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)

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