2017-10

加計問題は安倍政権の揚げ足取りなの?

 朝日新聞が2015年6月の国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の議事要旨に出席していたはずの加計学園が記載されていなかった問題を追及しています。つまるところ、公表されている議事録の類には、関係者の都合の悪いことは記載されていないという話。政府が設置している審議会はそんなものといえばそれまでですが、核心部分は何もオープンになっていないという証左でしょう。
 内閣改造後、安倍シンパの有識者やマスコミの一部は、「揚げ足取りをやめて改造された新内閣の政策を見守るべきだ」という論調があります。彼らにいわせるとこうした報道は「揚げ足取り」なのでしょう。
 しかし実際は、何一つ明らかになっていない疑惑に対し、針で穴をあけ、少しでも光を当てようとしているのでは。加計学園が国家戦略特区として申請をやり直したこの15年6月が彼らにとって大きな転機となった大事な時期だったのは間違いないでしょうから。
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どっちやねん?

タイトルは「議事録」
記事では「議事要旨」
まさにこれこそ揚げ足取りと言われそうですが。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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