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2019-09

参院選「辛勝」の安倍政権の鬼門

 4選挙区で競り負けた自民党岸田派に象徴されるように、今回の参院選における安倍政権はかなり苦しかった気がします。これで岸田さんのポスト安倍が遠のき、菅さんの求心力が増したと見る向きもありますが、菅さんにしても応援に駆け付けた先々の選挙区で苦杯をなめているわけですから、それほどのものでもないでしょう。
 日本の景気は、来る秋の消費増税や米中の景気失速により間違いなくダダ下がりでしょうから、今年の下半期、批判の矛先が政権に向かう可能性が高い。令和天皇の即位儀式でマイナスを埋められるとも思えません。そう考えると、囁かれている11月の衆院解散総選挙も難しくなるでしょう。来年に入ると、オリンピック景気が終息するので、解散するなら1月通常国会での冒頭しかないけど、それも秋以降の景気次第。
 それでも、いざ選挙になると、浮動票の行く先がないので、今回同様、与党は大敗しない。そこを計算に入れた解散、なんてグダグダの政局があるかもしれませんが。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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